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dj señorina
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「いまの音楽をいま聴くこと」と「世界中のいろんな音楽に触れてみること」は、誰かに強制されたり諭されて行うようなことではないけれど、DJにとっては食欲に似た欲求のような気がする。どちらの種類の音楽もその周囲で様々な化学変化がおきていて、それはすっかり様式の整ったジャンルと比べて、まだ傍に寄ってタッチできるような柔らかさがある。すでに存在するジャンル同士が融合したり、隣人とアイディアを盗み合ったり、あるいは聴き手の求める形へと何かがそぎ落とされていったり。日々、変化をしている生き物のようなものだ。
共通点を見つけること、相反する要素を組み合わせること、そこで起こっていることはDJがDJミックスの中で曲同士の化学変化を発見する感覚に近かったりもする。もちろん、この欲求がDJだけの特権的欲求ではないにせよ。少なくともわたしは、冒頭の欲求=その生き物にタッチしてみる好奇心を、せめて現役DJをしている間は失いたくないなあと思う。(大量消費に気が咎めても…)

で、そんな風に「あ、いま化学変化が起こったな〜」っと感じたりした米英音楽について、今日はふたつほど書いて見ようと思う。
ここ最近で一番大きいインパクトを残していったもののひとつは、もうすっかり耳に馴染んだアメリカ産R&Bのトランシー化だ。もうチットも新鮮な話題ではないけれど、ずっと言いたかったことなので記しておくよ…!
(トランス趣味な)シンセ音、ビートのハウス化---かつては絶対に相容れませんヨと思っていたセンスのものが、いとも積極的にまじわった感じは、これぞ黒人流行音楽の醍醐味体験物語。黒さの典型を突き破るクロさ!かつてエレクトロヒップホップができたときも、きっとそんな感じだったのでは?と妄想するわけだけれど…。この両者はほっこり土臭いフィーリングが好きだから黒人音楽が好きという人、あるいは超人的演奏テクニックを讃える人々を突き放すものでもあり。そんなファンの歯ぎしり感、期待などとは関係なく勝手に変化していく様こそ面白い。価値観クラッシュの瞬間。なおかつそういった実験的行為が、今ではど・メジャーなところで行われているのがアメリカの音楽の興味深いところじゃないかと思う。
懐かしいですが、やっぱりコレかしら。。いま聴いてもスキ。
この曲の入ったアルバムやNelly Furtadoの「Loose」、ciaraの2枚目あたりがでた2006年くらいが境目だったのかな。以降、この頃以上の大変化はまだ起きていないような気がするけれど、どうでしょう?R&Bは今後もどうなってゆくのか楽しみ…。
一方、イギリスはアメリカに比べて、特大メジャーシーン/指向があるわけではないので、もともとかなり雑多な流行、小さな独立した新しいシーンが生まれては消えてを繰り返しているように思う。(ジャマイカ、インド等移民ごとのシーンもいちいち濃いしネ。)ドラムンベースや2ステップ以来の期待を集めたダブステップだけれど、予想ほど広がらなかったのはやはり硬い、重たい、男の音楽という感想をもつ人が多かったから?それが最近はもう少し多彩に、レゲエ色の強いもの、メロウなもの=硬質なだけでないもの、それこそ黒とも白ともつかないようなものが増えて、俄然おもしろみを増してきた。わたしにとってはモチロンRSDとの交流も大きく影響している。あるいは勉強不足で、自分好みのものに手が届いていなかっただけかもしれないけれど、同じような声を周囲で耳にするようになってきたことを考えると、単にリリースの数が積もっただけではないような気がする。
今年の春にイギリスに赴いた時のDJやレコード屋さんの話では、ダブステップと、同じくイギリスで流行している陽気でソカのりも入ったUKファンキーのシーンは全く別ものだと聞いたけれど、ダブステップクラシックのUKファンキーリミックス/マッシュアップもあるところにはあるわけで…、それぞれが完全孤立したものでなくなった時こそこちらはハっとさせられる。むしろそんな作品を、地域性に関係なく自在に使いこなせるのは意外と東京やイギリス外のDJかもしれない、と思うとますますおもしろい。
とりあえず、時間が経ってもしつこく好きなこの曲。ここ数年で圧倒的に画期的だったNIGHTのFUNKY Ver.。
こういった愉快で陽気なビートとの組み合わせはもちろん好きだし、個人的にはダブステップにこそもっと歌ものがあったらいいなあと。既成のトラックに自分の歌をのせて、DJで使ったりしているところ。今後も随時アップしてみますので聴いてみてくださいね。ある程度たまったら、形に残したいな。→ mashed pieces
このあたりのシーンのふくらみ具合については、ゼロの飯島さんに教えてもらったココにも詳しいのだけれど、女子が反応できるもの、できないもの、という視点で書かれてあるくだりはチョット新鮮。とはいえ男子女子という区別でなく、もっといろんなひとが楽しめる要素を盛り込めたらいいなというのが、わたし自身これからトライしたい部分。
対抗勢力というほどではないけれど、かたやファンキーのようなものが生まれてくるから、シーンが影響しあって呼吸して、魅力が増していく。それはなかなかスリリングなことだし、ドラムンベースとヒップホップがそうであったように、ファンキーとダブステップもBPMを倍と半分の感覚で同時に楽しむことができる=両方の愛好家が一緒に楽しめる可能性、さらにはテクノやハウスともBPMが近いので、より多くのDJが横断できる可能性を持った音楽だ。そうしているうちにまた新しいビートのニーズもでてくるだろう。これは化学反応の中にとびこんで踊っているような感じで、なんともワクワクすることだ。
改めて文章にして、何が伝えられたのかわからないけれど…。2−3年スパンの雑感をお伝えするにはこれでも短い!…ようで長い文章をここまで読んでくれてありがとう。今度はDJミックスでそれを体感してもらいたいです。また何か感じたら書きます!チャオ!
共通点を見つけること、相反する要素を組み合わせること、そこで起こっていることはDJがDJミックスの中で曲同士の化学変化を発見する感覚に近かったりもする。もちろん、この欲求がDJだけの特権的欲求ではないにせよ。少なくともわたしは、冒頭の欲求=その生き物にタッチしてみる好奇心を、せめて現役DJをしている間は失いたくないなあと思う。(大量消費に気が咎めても…)

で、そんな風に「あ、いま化学変化が起こったな〜」っと感じたりした米英音楽について、今日はふたつほど書いて見ようと思う。
ここ最近で一番大きいインパクトを残していったもののひとつは、もうすっかり耳に馴染んだアメリカ産R&Bのトランシー化だ。もうチットも新鮮な話題ではないけれど、ずっと言いたかったことなので記しておくよ…!
(トランス趣味な)シンセ音、ビートのハウス化---かつては絶対に相容れませんヨと思っていたセンスのものが、いとも積極的にまじわった感じは、これぞ黒人流行音楽の醍醐味体験物語。黒さの典型を突き破るクロさ!かつてエレクトロヒップホップができたときも、きっとそんな感じだったのでは?と妄想するわけだけれど…。この両者はほっこり土臭いフィーリングが好きだから黒人音楽が好きという人、あるいは超人的演奏テクニックを讃える人々を突き放すものでもあり。そんなファンの歯ぎしり感、期待などとは関係なく勝手に変化していく様こそ面白い。価値観クラッシュの瞬間。なおかつそういった実験的行為が、今ではど・メジャーなところで行われているのがアメリカの音楽の興味深いところじゃないかと思う。
懐かしいですが、やっぱりコレかしら。。いま聴いてもスキ。
この曲の入ったアルバムやNelly Furtadoの「Loose」、ciaraの2枚目あたりがでた2006年くらいが境目だったのかな。以降、この頃以上の大変化はまだ起きていないような気がするけれど、どうでしょう?R&Bは今後もどうなってゆくのか楽しみ…。
一方、イギリスはアメリカに比べて、特大メジャーシーン/指向があるわけではないので、もともとかなり雑多な流行、小さな独立した新しいシーンが生まれては消えてを繰り返しているように思う。(ジャマイカ、インド等移民ごとのシーンもいちいち濃いしネ。)ドラムンベースや2ステップ以来の期待を集めたダブステップだけれど、予想ほど広がらなかったのはやはり硬い、重たい、男の音楽という感想をもつ人が多かったから?それが最近はもう少し多彩に、レゲエ色の強いもの、メロウなもの=硬質なだけでないもの、それこそ黒とも白ともつかないようなものが増えて、俄然おもしろみを増してきた。わたしにとってはモチロンRSDとの交流も大きく影響している。あるいは勉強不足で、自分好みのものに手が届いていなかっただけかもしれないけれど、同じような声を周囲で耳にするようになってきたことを考えると、単にリリースの数が積もっただけではないような気がする。
今年の春にイギリスに赴いた時のDJやレコード屋さんの話では、ダブステップと、同じくイギリスで流行している陽気でソカのりも入ったUKファンキーのシーンは全く別ものだと聞いたけれど、ダブステップクラシックのUKファンキーリミックス/マッシュアップもあるところにはあるわけで…、それぞれが完全孤立したものでなくなった時こそこちらはハっとさせられる。むしろそんな作品を、地域性に関係なく自在に使いこなせるのは意外と東京やイギリス外のDJかもしれない、と思うとますますおもしろい。
とりあえず、時間が経ってもしつこく好きなこの曲。ここ数年で圧倒的に画期的だったNIGHTのFUNKY Ver.。
こういった愉快で陽気なビートとの組み合わせはもちろん好きだし、個人的にはダブステップにこそもっと歌ものがあったらいいなあと。既成のトラックに自分の歌をのせて、DJで使ったりしているところ。今後も随時アップしてみますので聴いてみてくださいね。ある程度たまったら、形に残したいな。→ mashed pieces
このあたりのシーンのふくらみ具合については、ゼロの飯島さんに教えてもらったココにも詳しいのだけれど、女子が反応できるもの、できないもの、という視点で書かれてあるくだりはチョット新鮮。とはいえ男子女子という区別でなく、もっといろんなひとが楽しめる要素を盛り込めたらいいなというのが、わたし自身これからトライしたい部分。
対抗勢力というほどではないけれど、かたやファンキーのようなものが生まれてくるから、シーンが影響しあって呼吸して、魅力が増していく。それはなかなかスリリングなことだし、ドラムンベースとヒップホップがそうであったように、ファンキーとダブステップもBPMを倍と半分の感覚で同時に楽しむことができる=両方の愛好家が一緒に楽しめる可能性、さらにはテクノやハウスともBPMが近いので、より多くのDJが横断できる可能性を持った音楽だ。そうしているうちにまた新しいビートのニーズもでてくるだろう。これは化学反応の中にとびこんで踊っているような感じで、なんともワクワクすることだ。
改めて文章にして、何が伝えられたのかわからないけれど…。2−3年スパンの雑感をお伝えするにはこれでも短い!…ようで長い文章をここまで読んでくれてありがとう。今度はDJミックスでそれを体感してもらいたいです。また何か感じたら書きます!チャオ!
コメント
ジャズやヒップホップの誕生には間に合わなかったけど、ちょうどドラムンベースが色んな音楽を飲み込んでレゲエ、ヒップホップ、ハウスを聴いてる人も飲み込まれていった怪物的な化学反応は確実にありました。DJにはまだまだ期待しています!
2009/10/15 00:34URL
doms #yjwl.vYI[ 編集]
domsさん
まったくそうでしたね。そして、その頃の音が再び新鮮に聴こえるサイクルでもあります〜♪
dszさん
ちょうど流通の変化ともあわさって、勝手に成長している感じがおもしろいですよね。
2009/10/16 22:31URL
G.RINA / dj señorina #-[ 編集]




